浄化槽のブロアー修理

今日は浄化槽のブロアー修理をしました~
部品さえあれば、多くの場合とても簡単に修理できます

今日はこちらのブロアーが止まっているとのことでした
早速取り外して作業台に持ってきます
四隅のねじを外してカパッと開けるとこんな感じ
さらに黒いフタの部分のビスを4本外すとこのように開きます
案の定、この部分にあるゴムのまく、「ダイヤフラム」が破れていました。中央の六角ナットを外すと外せます
それで、新しいのと取り替えれば簡単になおります。手前側と奥と二枚ありますので、二枚とも取り替えます
取り付けたらこの赤く囲った部分に部品を差し込みます
こんな感じに古い黒い部品が折れて、右側の電気の接触が離れていますので
接触部分に黒い軸を差し込んで・・・
反対側から押さえをきゅっと差し込みますと・・・
このように接触が回復し電気が流れて動くようになります。あとは元通り組み立てて、置いてくるだけです。
左が折れている古い部品。右が新しいの

ゴム膜が破れると振動が大きくなり、黒い軸が折れて電気が流れなくなり止まる、という仕組みのようです。黒い軸の部品がついているのは日立ハウステック製のです。フジクリーン製のはまた別の仕組みです。たまに電気系統が壊れているなどで、ダイヤフラムを取り換えても動かない場合があるようで、その場合はもう寿命でしょう。